老後対策
「 エンディングプラン 」 とは、リタイア後の人生を自分らしく充実したものにするため 、 いつ頃からどういった準備をすればよいか考えて表にしておくことです。
では、 「エンディングプラン」 では具体的に何を考え準備しておくのか。
〇病気や介護について
病気になった時のために、治療方法、終末医療などの希望を記載しておくことが大切です。また、病歴や服用している薬、かかりつけの病院・ホームドクターなども分かると、介護が必要になったときにも役立ちます。
万が一認知症により判断が困難になった時のために、 見守り契約・任意後見契約・家族信託契約 について考えておいた方が良いでしょう。
〇財産について
長い老後生活には、健全な家計収支の維持が必要です。年金など定期的に入ってくる収入金額を把握し、 キャッシュフロー表 など作成しておくと良いでしょう。又、 どこにどのような財産があるのかを確認し記録しておくことは、大変重要なことです。
〇葬式・お墓について
最近は葬式に もさまざまな様式があります。葬式の希望や連絡先リストを記録しておくことが大切です。
又、葬式費用などある程度のお金は準備しておいた方が良いでしょう。
お墓についても、永代供養墓や納骨堂など跡継ぎのいらないお墓や、散骨、手元供養などさまざまな形があります。
お墓の希望についても記載しておくと良いでしょう。 又、亡くなった後、周りに迷惑を掛けたくない場合、葬儀、納骨、埋葬、その他手続き事務を第三者に託す、 死後事務処理委任契約 についても考えておくと良いでしょう。
記載して頂いたエンディングプランから、老後のキャッシュフロー表を作成し、家族の状況に応じ、見守り契約・任意後見契約・家族信託契約・死後事務委任契約等が必要かどうか検討し提案して参ります。